▶『新聞記者』
|レビュースコア(5.00満点)
総合 3.60
Filmarks | 映画.com | Yahoo!映画 | プレシネマ
3.7 3.5 3.7 3.5
|あらすじ
東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届いた。
日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。
一方、内閣情報調査室官僚・杉原(松坂桃李)は葛藤していた。
「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、与えられた任務は現政権に不都合なニュースのコントロール。
愛する妻の出産が迫ったある日彼は、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。
真実に迫ろうともがく若き新聞記者。
「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。
二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる!
現在進行形のさまざまな問題をダイレクトに射抜く、これまでの日本映画にない新たな社会派エンタテインメント!
あなたは、この映画を、信じられるか──?
出典 : 公式サイト
|レビュー
骨太の社会派映画です。
実在するジャーナリストの望月衣塑子氏、森友・加計問題をモチーフとしています。
正義とは何か、組織とは何か、運命とは何かを深く考えさせられる内容です。
組織の壁、権力の壁が高くそびえ立っている中で、自分自身をどれだけ信じることができるのかということを描いていると思います。
また、自分へ誇りを持つ自分と保身を考える自分の狭間で揺れ動くのが現実の世界であるとも言えます。
ラストシーンは、観る人に解釈を委ねる形となっています。
「新聞記者」というタイトル通り、新聞記者の方が主人公になっていますが、組織に身を置く者全てにと言っても過言ではないかと思います。
第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞通り、とても良い作品でした。
|監督
藤井道人
|役名 / キャスト
吉岡エリカ / シム・ウンギョン
杉原拓海 / 松坂桃李
杉原奈津美 / 本田翼
倉持大輔 / 岡山天音
関戸保 / 郭智博
河合真人 / 長田成哉
神崎千佳 / 宮野陽名
都築亮一 / 高橋努
神崎伸子 / 西田尚美
神崎俊尚 / 高橋和也
陣野和正 / 北村有起哉
多田智也 / 田中哲司
画像出典:映画.com
|原作本
新聞記者
|劇場公開日
2019年6月28日
|上映時間
1時間53分
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