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書評『トヨタの会議は30分』著者:山本 大平 - プレシネマ

更新:2022/9/17

トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術~

レビュー★★★★☆
会議は時間が取られると思います。トヨタ社の会議についての本がありましたので、自分自身の参考にしたいと思い早速読んで見ました。

まず、『トヨタでは特別な場合を除いて、会議や打ち合わせは原則として 30分で設定するよう口うるさく指導されていました。』ということです。とても短いです。この短時間での打ち合わせを実現するためには、事前準備が大切とも述べられています。具体的には、会議参加者全員への議題(アジェンダ)事前周知になります。全員が事前に議題を共有することにより、会議冒頭からスムーズに入ることができ、本質的な議論を行うことができるようです。

また、『トヨタの会議や打ち合わせで特徴的な点としては、いわゆる「定例会議」がないことも挙げられます。』ということがとても驚きでした。私が働いている会社やチームでも定例会議は慣例的に実施されています。一般的な定例会議は、数字の報告や上層部による精神論の訓示などではないでしょうか。会議とは、打ち合わせとは、建設的な話し合いを行う場でありたいと述べられています。定例会議が習慣になっている場合は見直さなくてはいけないと思いました。

そして、『トヨタでは(少なくとも私の周辺では)、ホワイトボードの記入内容をそのまま議事録として利用しているケースが多かったです。』この部分です。とても参考になります。やはりスピード重視ということです。私も議事録の作成、配信に時間がかかることが多々あり、リライトする時間を他のことに使えればより生産的になると思いました。

簡単そうに見えていざ実行すると難しいことかもしれませんが、今日から実行できることなので実践していきたいと思います。

内容の紹介
成長して少し規模が大きくなると、多くの会社では「大企業病」が発生します。
社内の忖度と事なかれ主義がすべてを覆い、内向きの仕事に時間を取られているうちに、欧米企業と中国企業にすべてを取られる──そんな光景を、私たち日本人はここ数十年でどれだけ見てきたでしょうか? 
ところが、どんなに企業規模が大きくなっても、そうした大企業病に侵されていないように見える日本企業があります。
そう、トヨタ自動車です。トヨタでは、結論が秒で出てきます。おためごかしを嫌い、浮ついた若い奴は現場のオヤジさんたちに三河弁でガッツリどやされます。
本質志向の骨太なコミュニケーションがいまでもしっかり存在しているのです。
本書は、トヨタが大企業病から逃れるうえで重要な要素の一つになっている「社内でのコミュニケーション術」について、実際にトヨタマンとしてビジネス人生の基礎を築いた著者が、愛を持って振り返りつつ分析、一般に紹介する1冊です。
「カイゼン」など、生産管理手法についてはすでによく知られているトヨタ自動車の社内で、実際にどんなコミュニケーションが行われているのかが明らかになります。
……すべてのジャパニーズビジネスパーソン、必読の書と言えるでしょう。

著者について
山本 大平
戦略コンサルタント/事業プロデューサー
2004年に新卒でトヨタ自動車に入社し長らく新型車の開発業務に携わる。
トヨタ全グループで開催される多変量解析の大会での優勝経験を持つほか、常務役員表彰・副社長表彰を受賞する。
その後、TBSテレビへ転職。「日曜劇場」「レコード大賞」「SASUKE」など、主にTBSの看板番組にてプロモーション及びマーケティング戦略を数多く手掛ける。
さらにアクセンチュアでのマネージャー経験などを経て、2018年にマーケティング総合支援会社F6 Design株式会社を設立し代表取締役に就任。
トヨタ式問題解決手法をさらにカイゼンし、統計学を駆使した独自のマーケティングメソッドを開発。
企業/事業の新規プロデュース、ブランディング、AI活用といった領域でのコンサルティングを得意としている。
これまでにアコーディア・ゴルフ執行役員CMO、DMM.make AKIBA戦略顧問、BNGパートナーズ社外CMOなど、大手からベンチャーまで数多くの企業の要職を歴任/兼任中。
趣味はアウトドア、野球。大阪府出身、京大院卒。