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『SHOE DOG/フィル・ハンプソン・ナイト』読書ノート - プレシネマ

SHOE DOG
SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。
|レビュースコア(5.00満点)
総合
 4.20
Amazon | honto | プレシネマ
    4.4          4.2           4.0

|レビュー
本書は、ナイキ創業者であるフィル・ナイト氏の自伝的ビジネス物語になります。
ナイキとオニツカタイガー(現アシックス)に繋がりがあったとは。
日本のランニングシューズの品質と低コストに衝撃を受けたフィル・ナイトは、神戸にある鬼塚商会と交渉し、アメリカでの販売代理店になることができました。
そしてビル・バウワーマンという伝説の陸上コーチにオニツカのシューズを送ったところ、大絶賛を受けた。
そのような経緯もある創業したてのBRS(ブルーリボンスポーツ)社へバウワーマンが共同経営者に加わることになります。
フィル・ナイトは自身も陸上競技者でもあることにより、さまざまな陸上競技会に出席し、参加者にシューズを紹介した。
この販促方法は非常に効果的で、最初の在庫は見事に完売することができた。
BRS社が徐々にビジネスを軌道に乗せていくにあたり、下請けからの脱却を目指したいBRS社と、海外進出強化のため連携を強化したい鬼塚商会社との間で考えのズレが生じ始めます。
そして、「タイガーコルテッツ」のヒットで自信を得たBRS社は、ついに鬼塚商会からの独立を求めて1971年に新ブランド「ナイキ」を設立。
世界的に有名なナイキの誕生です。
歴史にタラればはありませんが、もし決裂していなければと考えると灌漑深いものがあります。
でも歴史は繰り返すとも思います。
本書はとても新発見・新鮮なビジネス書(小説)になります。

|内容紹介
父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える売上げ300億ドルの会社を創り上げた男が、ビジネスと人生のすべてを語る!
1962年晩秋、24歳のあるアメリカ人が日本に降り立った。
彼の名はフィル・ナイト。
のちに世界最強のブランドの一つとなる、ナイキの創業経営者だ。
オニツカという会社がつくるシューズ「タイガー」に惚れ込んでいた彼は、神戸にあるオニツカのオフィスを訪れ、役員たちに売り込みをする。
自分に、タイガーをアメリカで売らせてほしいと。
スタンフォード大MBA卒のエリートでありながら、なぜあえて靴のビジネスを選んだのか?
しかもかつての敵国、日本の企業と組んでまで。
「日本のシューズをアメリカで売る」。
馬鹿げたアイディアにとりつかれた男の人生を賭けた挑戦が、このとき始まった!
出典:Amazon

|著者について
フィル・ハンプソン・ナイト(Philip Hampson Knight、1938年2月24日 - )
アメリカ合衆国の実業家。
NIKEの共同創設者兼名誉会長。

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