▶『プロフェッショナルの条件』
|レビュースコア(5.00満点)
総合 4.33
Amazon | honto | プレシネマ
4.2 4.3 4.5
|内容紹介
知的生産性をいかに向上させるか?
自分の能力を見極め・伸ばす簡単な方法を、ドラッカー自身のエピソードをまじえながら、具体的に紹介する。
・これからの働き方を考えたい、学生や若手ビジネスパーソン
・若手指導に頭を悩ませる、管理職やチームリーダー
・今後の展望を考えたい、ベテランや経営者
自己実現に役立つエッセンスを、ドラッカーの膨大な著作のなかから選び抜いた、珠玉の1冊。
出典:Amazon
|レビュー
本書はビジネス書であり、自己啓発書でもあります。
仕事をするうえでの心構えを教えてくれます。
知識労働者の生産性を向上するには?についてが本書の主題でもある。
知識労働者として活躍する人としない人、知識経済において繫栄する組織としない組織の差は歴然となる。
「成果をあげることは一つの習慣である」
この言葉が全てを物語っています。
・20世紀最大のできことは何だったか?→ 人口革命である。
・組織の平均寿命が短くなり、逆に知識労働者の平均寿命と労働寿命が急速に伸びる。
・今や唯一の意味ある競争力要因は、知識労働の生産性である。
また、自らをマネジメントするために、
・目標とビジョンをもって行動する
・自らの強みを知る
・時間を管理する
・もっとも重要なことに集中する
ことが重要と述べられています。
そして人の寿命のほうが組織の寿命よりも長くなったため、第二の人生への助言も書かれています。
・第二の人生をもつ。(組織を変わる)
・パラレルキャリア(第二の仕事)をもつ。
・ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)になる。
本書はビジネス書の基本古典と思います。
最近では、さらにやさしく解説している下記本書も人気であります。
13歳から分かる! プロフェッショナルの条件 ドラッカー 成果を上げるレッスン
|著者について
ピーター・F・ドラッカー(Peter F. Drucker)
1909年11月19日-2005年11月11日
1909年、オーストリア・ウィーン生まれ。
フランクフルト大学卒業後、経済記者、論説委員をつとめる。
ドラッカー教授の専門領域は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理、文学、美術、教育、自己実現など多方面にわたっており、さまざまな分野に多大な影響を及ぼした。
東西冷戦の終結、高齢化社会の到来、知識社会への転換といった社会の根源的な変化をいち早く示した現代社会最高の哲人であるとともに、マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」などマネジメントスキルのほとんどを生み出したマネジメントの父である。
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