映画『オットーという男』作品情報／あらすじ - プレシネマ

▶︎『オットーという男』

|レビュースコア（5.00満点）
総合　3.95
Filmarks | 映画.com | Yahoo!検索 | プレシネマ
4.1 3.9 4.3 3.5

|あらすじ
オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。
曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…。それが《オットーという男》。
そんな彼が人知れず抱えていた孤独。
最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。
しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。
それも一度じゃなく二度、三度も…。
世間知らずだが、陽気で人懐っこく、お節介な奥さんマリソルは、オットーとは真逆な性格。
小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んでくる。
この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく――。
出典 : 公式サイト

|レビュー
今や日本人の平均寿命も男性が81.05 年、女性が87.09年になっています。
単純な老後問題をクローズアップした作品ではなく、人は一人で生きていけるのか？生きるとはどういうことか？ということを考えさせられる作品です。
人は他人との関わり合いのなかで自分自身を認識していくと思いますし、やはりなんと言っても人との関わり合いのなかで生きていくことこそが楽しいかなと思います。
暗くなりがちなテーマではありますが、所々にユーモアを交えながら、ほんわかとした内容に仕上がっていると思います。
ラストシーンの受け取り方によって、本作品の方向性もガラッと変わってくるでしょう。
前向きに捉えたいと思います。

|監督
マーク・フォースター

|役名／俳優
オットー／トム・ハンクス

マリソル／マリアナ・トレビーニョ

トミー／マヌエル・ガルシア・ルルフォ
マヌエル・ガルシア＝ルルフォ
ソーニャ（画像右）／レイチェル・ケラー

若き日のオットー（画像左）／トルーマン・ハンクス

画像出典：映画.com、公式サイト