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『ハドソン川の奇跡』映画鑑賞ノート - プレシネマ

ハドソン川の奇跡
ハドソン川の奇跡(字幕版)
|レビュースコア(5.00満点)
総合 4.10
Filmarks | 映画.com | Yahoo!映画 | プレシネマ   
    3.9             3.9              4.1                4.5

|レビュー
アメリカ・ニューヨーク州のハドソン川上空で起きた事故の実話に基づいた奇跡の物語である。
正しい判断とは何か、正しい行動とは何かを問いかけているように思います。
現実と理論の狭間、人間とコンピューターの狭間のなかで何を持って正しい答えとするのかの難しさを浮き彫りにしています。
この映画の主人公である機長が取った行動が正しかったのか否か、深く考えさせられる内容となっています。
映画やドラマで起こるようなことが現実で起きるなんて、そのことの事実がこの映画をより迫力のあるものにしています。
緊迫感満載の良質な映画でした。

|あらすじ
2009年1月15日、極寒のニューヨーク上空850mで155名を乗せた航空機を突如襲った全エンジン停止事故。
160万人が住む大都会の真上で、制御不能の70トンの機体は高速で墜落していく。
近くの空港に着陸するよう管制室から指示がある中、機長サリーはそれを不可と判断し、ハドソン川への不時着を決断。
事故発生からわずか208秒の事だった。航空史上誰も予想しえない絶望的な状況の中、技術的に難易度の高い水面への不時着を見事に成功させ“全員生存”の偉業を成し遂げる。
その偉業は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、サリーは一躍英雄として称賛される――はずだった。
ところが――機長の“究極の決断”に思わぬ疑惑が掛けられてしまう。
本当に不時着以外の選択肢はなかったのか?それは乗客たちを命の危機にさらす無謀な判断ではなかったのか?
徹底追及する事故調査委員会、そして揺れる世論。
そこに重なるさまざまな思惑の中、英雄となったサリーは、一夜にして殺人未遂の罪に問われることに…。
「救ったのに、なぜ?」待ち受ける試練。
突然孤立した彼を支えてくれるのは、数少ない仲間と、心から愛する家族だけだった――。
出典:公式サイト

|監督
クリント・イーストウッド

|役名 / キャスト
チェスリー・“サリー”・サレンバーガー / トム・ハンクス
トム・ハンクス
ジェフ・スカイルズ / アーロン・エッカート
アーロン・エッカート
ローリー・サレンバーガー / ローラ・リニー
ローラ・リニー
画像出典:映画.com

|劇場公開日
2016年9月24日

|上映時間
1時間36分

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