▶『モリーズ・ゲーム』
|レビュースコア(5.00満点)
総合 3.55
Filmarks | 映画.com | Yahoo!映画 | プレシネマ
3.6 3.5 3.6 3.5
|あらすじ
運命に配られた敗北のカードを自らの手で勝利に変えていった女性の想像を超えた逆転劇が始まる――
2002年、冬季オリンピック予選の最終戦。
女子モーグル北米3位のモリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)は、五輪出場を目前にしていた。
心理学教授の厳格な父親(ケヴィン・コスナー)の下、幼い頃からひたすら練習を重ね、12歳の時の背骨の大手術からも復活した。
コロラド大学を首席で卒業したモリーは、ソルトレークで金メダルを獲得し、ロースクールを卒業して会社を設立するという人生設計を立てていた。
ところが、1本の松の枝がモリーの運命を変える。
枝にぶつかりスキー板が外れて転倒、モリーのアスリート人生は終わった。
その後、ケガから回復し、LAで1年間の休暇を取っていたが、バイト先のボスからポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれ、ハリウッドスターのプレイヤーX(マイケル・セラ)、映画監督、ラッパー、ボクサー……大金持ちの有名人ばかりが集まる高額ポーカー・ゲームの世界に足を踏み入れる。
ゲームの参加費は1万ドル(100万円相当)。
一夜で100万ドル(1億円)のお金が動くスリリングな世界、最高レベルの人々との交流に生き甲斐を見つけるが、数年後、突然クビを言い渡されたモリーは、秘かに練っていた計画を実行し、“モリーズ・ルーム”をオープン。
その後、NYに拠点を移し、並外れた才覚によって新たなる伝説を築く。
だが、2012年、FBIに突然踏み込まれ、ゲームは閉鎖。モリーは全財産を没収される。
2014年、現在。
回顧録「モリーズ・ゲーム」を出版後、モリーは違法賭博の運営の容疑で突然FBIに逮捕される。
「誤解です。2年もやっていない」と答えるが、「合衆国対モリー・ブルーム」と書かれた令状を前に成す術もない。
何人もの弁護士に断られたモリーは、チャーリー・ジャフィー(イドリス・エルバ)に弁護を頼む。
ジャフィーは、タブロイド紙に載る“ポーカー・プリンセス”は自分向きの事件ではないと断るが、モリーについて知るうちに彼女の弁護を引き受ける決意をする。
なぜポーカーをやめて2年も経つモリーが逮捕されたのか?
FBIの本当の目的は?
果たして無罪を勝ち取ることは出来るのか?
出典:公式サイト
|レビュー
この作品のモデルとなっているのは、モリー・ブルームという女性である。
モーグルでオリンピックを目指していた女性が、さまざまなめぐり合わせにより高額ポーカールームの経営者として活躍する。
そして違法賭博運営の罪でFBIに逮捕される。
このモリー・ブルーム氏はスポーツも勉強も出来るエリートであった。
ビジネスでもその才覚を発揮する。
そして映画の中の終盤で父親との確執の場面が出てくる。
子どもの人生を決めるものは、徐々に芽生えてくる自分自身の意思の力もあるが両親の影響も大きい。
伝記ではあるが人生とは、を考えさせる感慨深い映画となっている。
|監督
アーロン・ソーキン
|役名 / キャスト
モリー・ブルーム / ジェシカ・チャステイン
チャーリー・ジャフィー / イドリス・エルバ
ラリー・ブルーム / ケビン・コスナー
プレイヤーX / マイケル・セラ
画像出典:映画.com
|劇場公開日
2018年5月11日
|上映時間
2時間20分
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