▶『Michael/マイケル』
|レビュースコア(5.00満点)
総合 4.20
Filmarks | 映画.com | Yahoo!検索 | プレシネマ
4.2 4.1 4.5 4.0
|あらすじ
圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで、アーティストの枠を超え、全世界的なアイコンとなった“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。
彼は幼いころから兄弟と共に歌い続けていた。
製鉄所で働く父・ジョセフは野心家で、「人生は勝つか負けるかだ」と言い放ち、息子たちに厳しいレッスンを課し、兄弟グループ“ジャクソン5”としてデビューさせた。
彼らをみた聴衆は誰しもマイケルの圧倒的な歌声に酔いしれた。
評判は広まり、ステージからステージへ人気は急上昇、モータウン・レコードと契約し、スターダムを駆け上がっていく。
しかし、喝采の裏で彼はまだ一人の少年だった。
孤独と重圧の中、唯一無条件の愛で支え続けたのが母・キャサリンだった。
やがて青年となったマイケルに運命の出会いが訪れる。
音楽史にその名を刻む名プロデューサー、クインシー・ジョーンズ。
彼との出会いによってマイケルはグループの枠を超え、ソロアーティストとして前人未踏の音楽的創造性を爆発させていく。
『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』、歴史的メガヒットアルバムと名曲の数々を生み出し、全世界の寵児となっていくマイケル。
しかし、その栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感、強権的な父親の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する一人の人間の姿があった…
そして今、音楽史を塗り替える存在——“キング・オブ・ポップ”伝説誕生の瞬間へ。
出典:公式サイト
|レビュー
本作品はプロデューサーのグレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)とアントワーン・フークア監督がタッグを組み、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンの半生を描いた伝記映画です。
マイケルジャクソンの光と影の「光の部分」をクローズアップして描かれた作品と思います。
・魂が憑依したような圧巻のパフォーマンス
マイケルの甥であるジャファー・ジャクソンの圧倒的な演技とパフォーマンスが素晴らしいです。
声のトーンから劇中のダンス、ステージでの一挙手一投足まで「本人が蘇ったかのよう」と観客を魅了していました。
幼少期(ジャクソン5時代)を演じたジュリアーノ・ヴァルディ(子役)のクオリティも非常に高いと思います。
・映画館がライブ会場になる「最高のヒット曲メドレー」
「I Want You Back」「Billie Jean」「Thriller」「BAD」といった誰もが知る名曲の数々や、MV・ライブの裏側がこれでもかと詰め込まれています。
特に音響の良いIMAXなどの環境では「もはや極上のライブビューイング」として鳥肌モノの興奮を味わえると思います。
・父親との確執と、ヒット作誕生の裏側
毒親・支配的として描かれる父ジョセフ・ジャクソン(コルマン・ドミンゴが怪演)とのピリつく葛藤は、物語の強い推進力になっています。
また、名曲たちがどうやって磨き上げられていったのかという「クリエイティブの過程(修行パート)」は、純粋な音楽映画として抜群に面白い部分です。
途中、ジャクソン5の「アイル・ビー・ゼア(I'll be there)」が流れた時には体がブルっとしました。
IMAXで観るとシアターの中ではなくスクリーンの中に入っているような感覚に陥ることがあるかもしれません。
エンドロールでも誰一人立ち上がることはなく、極上の自伝エンタメ映画でした。
|監督
アントワン・フークア
|メインキャスト(役名/俳優)
マイケル・ジャクソン/ジャファー・ジャクソン
若き日のマイケル/ジュリアーノ・ヴァルディ
ジョセフ・ジャクソン(マイケルの父)/コールマン・ドミンゴ
キャサリン・ジャクソン(マイケルの母)/ニア・ロング
ジョン・ブランカ(弁護士)/マイルズ・テラー
|劇場公開日
2026年6月12日
|上映時間
2時間7分
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