更新:2022 / 11 / 3
グリーンブック
あらすじ
トニーとシャーリーを演じるのは、二度アカデミー賞®ノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと同賞を受賞したマハーシャラ・アリ。
二人の幸せな奇跡の物語を観る者の心にまっすぐ届けてくれる。
監督は『メリーに首ったけ』などコメディで知られるピーター・ファレリー。
キャリア初の感動作を傑作に仕上げた。
異なる世界に住む二人の壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に胸を熱くし、極上のラストにスタンディングオベーションを贈らずにいられない、痛快で爽快、驚きと感動の実話!
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。
ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。
彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。
二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
※グリーンブック : 1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。
ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。
出典:公式サイト
レビュー ★★★★☆
グリーンブックとは、黒人の人が旅行をするにあたり、安全に利用できる宿泊施設やレストラン、ナイトクラブなどをリストにして紹介するガイドブックで、黒人旅行者のバイブル的存在の出版物である。
ニューヨーク州ハーレム出身の郵便配達員ビクター・ヒューゴ・グリーンは、1936年、黒人が平等で自由な旅行ができるようにと願って「The Negro Motorist Green Book(黒人の自動車旅行者のためのグリーンブック)」を出版した。
本作は、黒人と白人の心温まる友情物語となっている。
ピアニストなのに黒人という理由だけで一流のピアノが用意されないといったことまで起こってしまう。
実在した黒人ピアニストのドナルド・ウォルブリッジ・シャーリーと白人用心棒のフランク・アンソニー・ヴァレロンガのコンサートツアー期間中を中心とした物語である。
監督
ピーター・ファレリー
役名 / キャスト
トニー・“リップ”・ヴァレロンガ / ヴィゴ・モーテンセン
ドクター・ドナルド・シャーリー / マハーシャラ・アリ
ドロレス・ヴァレロンガ / リンダ・カーデリーニ
画像出典:映画.com
劇場公開日
2019年3月1日
鑑賞時間
2時間10分
鑑賞方法
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