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『グラン・トリノ』映画鑑賞ノート - プレシネマ

グラン・トリノ
グラン・トリノ (字幕版)
|レビュースコア(5.00満点)
総合 4.15
Filmarks | 映画.com | Yahoo!映画 | プレシネマ   
    4.1             4.1              4.4                4.0

|レビュー
心にとても強い衝撃を受けた作品でした。
良かったとかイマイチだとかという批評の次元を超えている映画でしたね。
内容は、社会、家族、友達、人種差別、戦争、といった人生にまつわる現実的な話し、主人公を中心として、シーンが淡々と流れていく感じです。
途中アップテンポになったりして、観客を飽きさせないシナリオでした。
淡々としているのですが、飽きたりせずとても不思議でした。
映像と音楽もとても良く合っていて、心地よかったです。
ただし、観終わった後は、ドーンと心に衝撃を受け、エンディングソングがかかっている間、呆然としていました。
本当になんともいえない感じでした。
タイトルが何故、「グラン・トリノ」なのかをよく考えているうちに、この映画、監督が一番言いたかったことがわかってきました。
超社会派映画でした。

|あらすじ
妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。
人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。
そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。
学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道が分からない少年タオ。
彼には手本となる父親がいない。
二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。
ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を、タオが盗もうとするまでは――。
ウォルトがタオの謝罪を受け入れたときから、二人の不思議な関係が始まる。
ウォルトから与えられる労働で、男としての自信を得るタオ。
タオを一人前にする目標に喜びを見出すウォルト。
しかし、タオは愚かな争いから、家族と共に命の危険にさらされる。
彼の未来を守るため、最後にウォルトがつけた決着とは――?
出典:公式サイト

|監督
クリント・イーストウッド

|役名 / キャスト
ウォルト・コワルスキー / クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド
タオ・ロー / ビー・ヴァン
スー・ロー / アーニー・ハー
ヤノビッチ神父 / クリストファー・カーリー
画像出典:映画.com

|劇場公開日
2009年4月25日

|上映時間
1時間57分

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