ハゲタカ=天才ファンドマネージャー・鷲津が日本企業に次々と買収を仕掛け、企業を「再生」させていく姿を描き、大反響を巻き起こしたNHKドラマ「ハゲタカ」。
“企業買収”という斬新なテーマと迫力のストーリー展開、骨太な人間ドラマで、国内外で数々の賞を受賞した本格的社会派ドラマを完全映画化。
世界金融危機前夜の混迷する現代日本に、今度は赤いハゲタカが舞い降りた・・・。
この映画は映画館で観ました。
NHKドラマがとても良く出来ていたので映画版も期待していました。
感想は、とても良い映画と思います。
人生の悲劇は2つしかない:「金のない悲劇」と「金のある悲劇」であるというキーワードを観客に問いかけています。
お金とは?
働くこととは?
人生とは?
ということを強く考えさせられました。
この映画では結論は出していないです。
というより結論は無いです。
答えは一人ひとり自分自身の中にあるからです。
自分自身を見つめ返すきっかけとなるとても良く出来た人間ドラマでした。
ただ、NHKドラマを観ていないと、わかりにくいと思います。
以下、NHKドラマの概要です。
ハゲタカ=天才ファンドマネージャー・鷲津政彦が日本企業に次々と買収を仕掛け、企業を「再生」させていく姿を描き、世の中の大反響を巻き起こしたNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」(07年放送、全6話)。
“企業買収”という斬新なテーマと誰も見たことのないストーリー、厚みと深みのあるスタイリッシュな映像、骨太な人間ドラマで、世界で最も権威のある国際番組コンクール「イタリア賞」を始め、国内外で数々の賞を受賞し話題を集めました。
ハゲタカファンの続編の期待も高まる中、待望の映画化が遂に実現。
それが本作、映画『ハゲタカ』です。